【検索避け】検索結果からウェブサイトを消してもらうには?

前書き

この文章は俗にいう「検索避け」の知識をまとめたものです。いわゆる検索避けにおいては、検索結果に出さないための情報や知識は周知されているようですが、一方で検索結果に出てしまった後にどうすることもできないのか? という観点での記事はあまり見かけないので、私の知りうる限りでまとめてみました。

しかしこの記事も筆者も「○○というコンテンツを扱うならこういった対処をすべき」などといった意図は一切ありません。また同時に「公開したならコントロールは不可能で無意味」という主張にも異を唱えます。どんなメディアで公開した場合でも完璧なコントロールは根本的には不可能であることを前提に、しかし一定のコントロールは可能です。そうすることが有効に働くケースも多々あり、検索サイトからのインデックスを拒否することは、今後も常に必要とされ検討される機能であると考えています。

ここで紹介している機能は基本的にGoogle、Yahoo自身が実装し、公表している機能です。検索サイト自身がそういった機能を用意していることも、前述の考えを肯定するものと考えています。

以下の記事は特定機能のメリット・デメリットを理解し、自由意志と責任のもとで使用する人のために書いたものです。この記事がみなさんのよりよいウェブ体験の一助となるよう願っています。

(この情報は2013年1月のものです。)

検索結果に出さないための基礎知識

これはすでにあるウェブサイトを参考にしましょう。

YahooやGoogleなどの検索結果に出さないための原則は「noindex,nofollow」の宣言です。metaタグを利用して「このページを検索結果一覧に出さないでください」と検索エンジンに示すことで成立します。

ここでは「ページにnoindex,nofollowを施している」「正常なmetaタグ設置ができる知識がある」ことを前提に、検索結果に出てしまったあとのYahooとGoogleにおけるインデックス削除についての紹介です。

※用語の解説、詳細な登録過程等のサポートはしていません。各サイトのアナウンスをよく読むか「ツール名 使い方」等で検索してください。

まずは各検索エンジンにログインする

検索エンジンを拒否するためには、検索エンジンの懐に飛び込むのが一番です。

Google ウェブマスターツール

Googleにアカウント作成し、ログインしましょう。以前からGmailなどを利用していて既にGoogleアカウントを持っていれば同じものをそのまま使えます。なお今回紹介する機能するは全て無料のものです。

ウェブサイトを登録しよう

それぞれで検索避けしたいウェブサイトのURLを登録しましょう。

「登録」というと「検索結果に出したくない」という今回の主旨からすると驚かれるかもしれませんが、ここで検索エンジン側にURLを知らせておくことで後々細やかなサポートが出来るようになります。またMETAタグで事前に対処しておけば、この登録作業だけでページが検索結果に出ることはありません。

登録の過程で管理者認証のために、ページのソース・ファイル追加などを求められます。このときに追加したソースもしくはファイルは、以後削除しないようにしましょう。削除してしまうと認証が認められず、各ツールでのウェブサイト登録が解除されます(解除されてしまっても、再び認証→登録すればOK)

検索結果から削除してもらおう:Google編

  1. Google ウェブマスターツールにログインしましょう。「サイトを追加」をクリックし、表示された手順にのっとりサイトを追加しましょう。
  2. 追加後に追加したサイト名をクリックするとダッシュボードに移動します。
  3. ダッシュボード左側にある最適化>URLの削除>新しい削除リクエストを作成から、削除したウェブサイトのアドレスを入力します。
  4. リクエストを送信で完了です。

以上です。なお実際に削除されるまでには数日~数ヶ月かかるようです。

検索結果から削除してもらおう:Yahoo編

2013年現在のYahooはGoogleと提携しており、並び順が異なるだけで収集しているデータは同一のものを使っているとのことです。そのためGoogle側で削除すれば自動的にYahoo検索にも出なくなります。

気をつけること

二つの検索エンジンに共通することですが、非表示・削除申請をしたところで新たにページを追加したり、別サイトからのリンクがあった場合に再度捕捉される可能性があります。また当然ながら、ここで紹介した以外の検索エンジンなどに捕捉される可能性も充分ありえます。

このためmetaタグの「noindex,nofollow」併用しましょう。metaタグはほとんど全ての検索エンジンが採用しています。詳しいことは最初に紹介したサイトなどを参考にしてください。

終わりに

例え検索エンジンから完璧に捕捉されなくなり、個人サイトやジャンルのサーチエンジンのみに外部導線を絞っている場合でも、第三者に向けて公開している以上は人目があります。

月並みな言葉になってしまいますが、表現することは「誰かを傷つける」「誰かに傷つけられる」という影響から逃れられません。その場所がネットであろうとなかろうとどんな表現物であってもです。ですから、まずその覚悟を持ちましょう。

けれど、それで「怯えてしまう」ことは決して悪ではありません。表現者は常に大なり小なりそういった恐怖に晒され、苛まれてしまう仕様になっています。検索にまつわるこの怯えもその一つだと考えています。ツールを使いこなすことでそういった不安を少しでも解消し、胸を張れるようになって欲しいと思いこの記事を作成しました。またそうやって怯えている自分をどうか責めないで欲しいと思っています。

同時に、表現者ではない立場としてみているケースでも、そうやって怯える人を見かけても責めることのないようにしたいと心がけています。怯えている人は検索エンジンなどではなく、そういった様々な視線にこそ一番怯えているのですから。また「責めている」ということは、それがツイートであれブログの記事であれそれもまたひとつの表現活動です。繰り返しますが表現活動を行う以上は「誰かを傷つける」という影響とその覚悟を、誰にも忘れないでいてほしいと思います。

おまけ

より新しい情報を調べたい場合は、「検索避け」ではなく「SEO アクセス制限」などで調べると良いと思います。検索エンジンの変化は日進月歩のため、「検索避け」で表示される情報では内容が古い場合も多くあるためです。

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