SAI講座 テクスチャの使い方

ペイントツールSAIの機能解説しているページです。「お絵かき講座」「CG全般講座」ではありませんのでご注意を。

  1. テクスチャって何?
  2. テクスチャを使おう
  3. テクスチャを増やそう

テクスチャって何?

tex_sample.jpg

通常、SAIで色を塗ると左上の画像のように平たくぺタッとした画面になります。それはそれで滑らかできれいなのですが、もっと違う仕上がりにしたい場合に使うと便利なのが「テクスチャ」です。

テクスチャは「質感」ともいわれます。文字通り画面上に「質感」を生み出すことができるため、使いこなすとより表現の幅が広がるとおもいます。

このページのサンプルでは、いずれもSAIに最初から備えられている「画用紙」というテクスチャを使用していますが、テクスチャの設定によって微妙に結果が違います。このページではその検証も含めて解説しています。

テクスチャを使おう

SAIにおいて、テクスチャの使い方は「用紙質感」と「ブラシテクスチャ」の2種類があります。ひとつずつ解説します。

用紙質感

tex_rayer1.giftex_rayer2.gif

レイヤーウィンドウの「用紙質感」は設定したレイヤー全体に一律でテクスチャ効果がおきます。

用紙質感【質感なし】以外を選択しておくと、「倍率」「強さ」でテクスチャを調整できるようになります(右図、赤で囲んだ部分)

tex_rayer_sample.jpg

倍率100に固定し、「強さ」をそれぞれ変えたものです。度合いが上がるとテクスチャの明暗がはっきりしていきます。なお描画色が真っ白だとどれだけ用紙質感を強くしてもテクスチャは描画されません。逆に黒や濃い色には「強さ」を少しつけるだけではっきり反映されます。

tex_rayer_sample2.jpg

強さ50に固定し、「倍率」をそれぞれ変えたものです。度合いが上がるとテクスチャの目の粗さ・模様の大きさが変わっているのがわかるかとおもいます。

用紙質感の場合、倍率と強さを変える事でレイヤー全体の質感をいつでも調整できます。ただし質感設定をしたレイヤーを別レイヤーと統合すると調整ができなくなるので要注意です(正確には、統合前の質感が固定され変更できなくなり、そこへ更に統合先のレイヤー設定が反映されるようになります)

なおフォルダにも用紙質感を適用できます。フォルダ内の全てのレイヤーに一律で設定できるため、複数レイヤーに一度にテクスチャを使いたい場合に便利です。

ブラシテクスチャ

tex_brush1.giftex_brush2.gif

ブラシウィンドウの「ブラシテクスチャ」は、筆跡にテクスチャを反映させるようになります。

この部分を【質感なし】以外に選択しておくと、「強さ」で反映度を調整できるようになります。

tex_brush_sample.jpg

強さをそれぞれ変えたものです。強くすれば強くするほど一筆ごとの描画のでこぼこが強くなります。

ブラシテクスチャの場合、たとえ描画途中で強さの値を変えてもこれまで描いた部分の質感は変化しません。強さの値を変えて書き直したい場合は削除したり上塗りする必要があります。

テクスチャの増やし方

SAIの初期設定では「水彩1」「水彩2」「画用紙」「キャンバス」の4種類(ブラシテクスチャは後半2種類のみ)が備えられていますが、設定ファイルを少しいじるだけでユーザーの手でテクスチャをふやすことが出来ます。

SAI@WikiなどでSAI用に調整されたテクスチャファイルが配布されていますし、知識があれば自作することも可能です。

用意するものは以下。

「元画像のサイズや形式がなんのことやらわからない」という方は、ペイントツールSAI @Wiki - 付録/テクスチャ集1などで配布されているテクスチャ用画像をダウンロードするといいでしょう。

まずこの作業中はSAIを起動しないでいてください。設定の反映は再起動後に行われるのでこれらの作業が終了してから起動しましょう。また変更するフォルダやファイルはミスをしたときに備えてバックアップをとっておくことをオススメします。

SAIの本体が保存されているフォルダを開きます。

tex_directry.gif

と対応しています。どちらを増やしたいかで以下の文章を読み替えてください。

tex_papertex.gif

ぞれぞれのフォルダ(画像はpapertexフォルダ)の中にテクスチャの元になる画像を移動・保存します。

tex_edit.gif

次に対応する「.conf」ファイルを開きます。TXT形式を使用できるエディタならば開くことが出来ます(画面はOEdit使用)

ファイルの一番下に以下のように記述してください。

    1,papertex\追加したファイルの名前.bmp

または、

    1,brushtex\追加したファイルの名前.bmp

「追加したファイルの名前」は適宜変更し、ファイルを保存。SAIを起動しましょう。

用紙質感もしくはブラシテクスチャの部分に、「追加したファイルの名前」が並んでいたら設定完了です。

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